おすすめ 花粉症対策家電
春は陽だまりが心地よく、新しい出会いやイベントも多い季節です。
しかし、花粉症患者にとっては憂鬱な季節でもあります。くしゃみや鼻水、目のかゆみなど、花粉症の症状は日常生活に大きな支障をきたします。そこで今回は、花粉症対策に役立つ家電について、さらに詳しくご紹介します。
目次
空気清浄機
空気清浄機は、部屋の空気を清浄し、花粉を捕集してくれるので、花粉症の症状を軽減することができます。
花粉を捕集するフィルター: HEPAフィルターや脱臭フィルターなど、花粉を捕集する性能の高いフィルターを搭載した空気清浄機を選びましょう。
部屋の広さに合った適用畳数: 広すぎる部屋に対して適用畳数が小さい空気清浄機を選んでしまうと、効果が十分に得られない可能性があります。
花粉の飛散量が多い地域: 花粉の飛散量が多い地域では、より強力な集塵力を持つ空気清浄機を選ぶと効果的です。
効果的な空気清浄機の選び方
フィルター: 花粉はもちろん、PM2.5やウイルスなどにも対応したフィルターを選ぶと、より効果的に空気清浄ができます。近年は、HEPAフィルターや脱臭フィルターなど、さまざまな種類のフィルターが搭載されています。
機能: 静音運転や自動運転などの機能があると便利です。静音運転機能は、夜間に使用する場合に役立ちます。自動運転機能は、室内の空気質に合わせて自動的に風量や運転モードを調整してくれるので、手間がかかりません。
その他: チャイルドロックやタイマー機能など、あると便利な機能もチェックしましょう。
空気清浄機を効果的に使うためのポイント
設置場所: 花粉は床付近に溜まりやすいので、空気清浄機は床から20〜30cm程度の高さに設置するのがおすすめです。また、窓やドアから離れた場所に設置すると、より効果的に花粉を捕集することができます。
運転時間: 花粉の飛散量が多い時間帯は、空気清浄機を強運転で使用するなど、こまめに運転しましょう。
フィルター掃除: フィルターは定期的に掃除機で掃除し、汚れがひどい場合は交換が必要です。フィルターが汚れたままだと、空気清浄機の性能が低下してしまいます。
掃除機
掃除機は、床に付着した花粉を吸い取ることで、室内の花粉量を減らすことができます。
花粉をしっかり吸い込む: 高性能なフィルターを搭載した掃除機を選びましょう。最近は、HEPAフィルターやダストボックスなど、花粉対策に特化した機能を持つ掃除機も増えています。
手軽に掃除できる: コードレス掃除機なら、場所を選ばずに手軽に掃除できます。花粉の侵入を防ぐためにも、帰宅後すぐに玄関やリビングなど花粉を持ち込みやすい場所を掃除しましょう。
家具の隙間にも: 家具の隙間に入り込みやすいノズル付きの掃除機なら、花粉の隠れ場所も逃しません。
掃除機を選ぶポイント
吸引力:花粉は非常に軽いので、強力な吸引力を持つ掃除機が必要です。特に、フローリングやカーペットなど、花粉が溜まりやすい場所を掃除する場合は、より強力な吸引力が必要となります。
排気フィルター:掃除機で吸い込んだ花粉が排気とともに再び室内に放出されるのを防ぐために、HEPAフィルターなどの高性能な排気フィルターを搭載した掃除機を選びましょう。
ヘッド:フローリングやカーペットなど、さまざまな床材に対応できるよう、複数のヘッドが付属している掃除機を選ぶと便利です。また、ヘッドに回転ブラシが付いていると、より効果的に花粉を掻き出すことができます。
使いやすさ:軽量で操作しやすい掃除機を選ぶと、掃除の負担を軽減することができます。また、コードレスタイプであれば、場所を選ばずに掃除できるため便利です。
性能:掃除機で吸い込んだ花粉を再び部屋にまき散らさないために、性能は非常に重要です。HEPAフィルターやダストボックスの密閉性など、花粉をしっかりキャッチできる性能をチェックしましょう。
こんな所におすすめの掃除機
コード式掃除機:強力な吸引力でカーペットの奥深くまで花粉を吸い取ります。紙パック式、サイクロン掃除機と種類はありますが、紙パック式の方が花粉の処理が簡単です。また、掃除機の機能によりレーザニより埃、花粉を可視化。目に見えない花粉まで見つけられます。
コードレス掃除機:軽量で扱いやすく、女性でも楽に掃除できます。メーカーにより吸引力も高く、紙パック式もあり、花粉の処理が簡単です。コード式、コードレス式とノズルの変更も可能、カーペットに適したノズルをセッティングして花粉の処理ができます。
ロボット掃除機:床に這うように掃除するため、床に落ちた花粉を効率的に吸い取ることができ、HEPAフィルター搭載のロボット掃除機を選べば、微細な花粉もしっかりキャッチできます。掃除の種類に「吸引掃除」と「水拭き掃除」があり、水拭きは花粉対策には必須です。ロボット掃除機なら掃除かけ、水拭きを同時に行えるため作業効率が良いです。また、自動で掃除してくれるので、時間と労力を節約できるのがうれしいところです。
加湿器
ちょっと意外かもしれませんが、加湿器が花粉症対策に役に立ちます。
- 乾燥した空気は花粉を舞い上げやすく、鼻や喉に入り込みやすい
- 湿度が40~60%になると、花粉は重くなり床に落ちやすくなり、吸い込みにくくなる
- 適度な湿度が鼻や喉の粘膜を潤し、花粉の侵入を防ぎ、乾燥による咳やくしゃみを抑制する
つまり、加湿器で湿度を調整することで、花粉症の症状を和らげることができるのです。
加湿器の種類
加湿器には、大きく分けて3つの種類があります。
超音波式: 水を振動させて霧状にするタイプ。静音性が高い。
メリット: 静音性が高いので、寝室におすすめ
デメリット: 水垢が付きやすい
スチーム式: 水を沸騰させて蒸気を発生させるタイプ。加湿能力が高い。
メリット: 加湿能力が高いので、広い部屋にも対応
デメリット: 電気代がかかりやすい。熱い蒸気を発生するので、小さなお子様やペットがいる場合は注意が必要
気化式: 水をフィルターに染み込ませて自然に蒸発させるタイプ。ランニングコストが安い。
メリット: ランニングコストが安い
デメリット: 加湿能力が他の方式に比べて低い、フィルターの交換が必要
それぞれの特徴を理解して、自分に合った加湿器を選びましょう。
加湿器選びのポイント
部屋の広さに合った加湿能力を選ぶ: 部屋の広さに合わない加湿器を選んでしまうと、効果が十分に得られなかったり、逆に湿度が高くなりすぎたりする可能性があります。
お手入れのしやすさ: 加湿器は定期的な掃除が必要なので、お手入れがしやすいものを選ぶと良いでしょう。
抗菌・防カビ加工: 加湿器はカビや菌が発生しやすいので、抗菌・防カビ加工が施されたものを選ぶと安心です。
その他: アロマ機能やタイマー機能など、付加機能も考慮しましょう。
加湿器を使う際の注意点
- 湿度が上がりすぎると、カビやダニが発生しやすくなるので、40~60%に調整する
- 加湿器は清潔に保ち、定期的に掃除をする
- 水は清潔なものを使用する
- 小さなお子様やペットがいる場合は、安全対策に配慮する
その他の花粉症対策家電
空気清浄機・加湿器一体型: これ一台で空気清浄と加湿ができるので、省スペースで便利
マスク型空気清浄機: いつでもどこでも持ち運びできるので、外出先でも花粉対策ができる
布団掃除機:布団掃除機は、布団に付着した花粉を効果的に除去することができます。
これらの家電を効果的に使用することで、花粉症の症状を軽減することができます。
花粉対策に上記の家電は有効な手段です。上記のポイントを参考に、ぜひ自分に合った花粉症対策家電を選んで、花粉の季節を快適に過ごしましょう。