夏家電 クール家電 あれこれ
酷暑に猛暑、40度超えなどと、毎年何処かで言ってますが、そんなん聞いたら、余計に暑くなってしましますよねぇ・・・夏は暑いに決まってるんですから、いかに快適に夏を過ごすか考えてた方が少しでも涼しくなった気になりません?ここではそんな涼しくなってしまう夏には夏の家電を御紹介していきます。
目次
エアコン
夏家電といえばコレ。お部屋まるっと涼しくなる家電、もしかしたら家全体をエアコン一台でなんて方もいらっしゃるかも!?今更ですが、エアーコントロールでわありませんエアーコンディショナーが正解コンディショナーなので空気の温度(暖房含)だけでなく湿度の調整(除湿)機能があるのが一般的なエアコンです。
クーラー
エアコンと混同しそうですがクーラーは文字通り冷やす機能のみのものでスポットクーラーとかコンビニクーラーなんて呼称の商品があります。
扇風機
回転する羽で風を起こしして涼感を得る・・・
最近では羽無し扇風機や狭い場所でも邪魔にならない
スリムなタワー型の品、床スペースが邪魔にならない壁掛けのものや、どこでも使える充電式、一緒にお出かけできる首掛け(ネックファン)など種類が豊富です。
《効果的な扇風機の使い方》
時間/温度で扇風機の置く場所を変えてみよう!
扇風機というのは見たままの通りモーターで約5枚の羽を回転させ室内の空気を送り出すだけという簡単な商品(扇風機を開発した努力に対して失礼ですが…)です。ということは空気が暖かいとその温かい空気をただかき回すだけになり涼しさのかけらもなくなってしまいます。
- 早朝/夜は外の涼しい空気を室内に取り込むため、【窓の前】に設置しましょう。その際扇風機を置いている窓と対角線にある窓を開けておくと空気の通り道が出来、涼しい風が室内を通り抜けます。
- 外出の帰宅後は部屋の中にこもった暑い/あたたかい空気を外に出すため、【外に向け】扇風機を設置稼働させましょう。中の空気と外の空気を入れ替えることによりエアコンの冷房効率も上がります。
ちょっとしたアイテムを使う!
- 氷入りのたらい/凍ったペットボトルを扇風機の前に置く。
氷の水分が蒸発するときの気化熱により温度が低くなる効果あり。 - 扇風機の後ろに濡らしたタオルを置く。
※その際に扇風機の羽にタオルが巻き込まれない様注意! - 扇風機用の保冷剤を取り付ける。
扇風機本体に専用の保冷剤を取り付けることでひんやりとした風を送る事が出来ます。一度ネットで調べてみてください!
補足情報
扇風機には【ACモーター/DCモーター】の2種類があります。その中でDCモーターの扇風機の特徴メリットとして「細かい風量調整が可能」「静音性が優秀」といった点で消費電力が少なく節電になります。ちょっとお高くなってしまいますが、電気代が気になるという方にお勧めです。
サーキュレーター
扇風機よりも比較的風力が強く設計されていて、お部屋の空気を循環させるのが目的、首振りも左右だけでなく上向きや360度(3D)回転できるのが特徴。もちろん暖かい空気も攪拌(循環)すれば同じことですので夏限定の家電とは言い切れません。
《効果的なサーキュレーターの使い方》
何となくサーキュレーターは扇風機の「小型版」という感じで扇風機の方が風がたくさんきて必要ないじゃん。て思う方もいるのではないでしょうか?ですが、用途に大きな違いがあります。
・扇風機:暑いときに「涼」をとる為/広い範囲に風を送る
・サーキュレーター:「空気の循環」の為/直接的に的に強い風を送る
それを踏まえたうえでサーキュレーターの使い方について説明して参ります。
エアコンとの併用
暖かい空気は上の方にとどまったり冷たい風は下に留まります。冷房/暖房を使用する際にサーキュレータを使い部屋の空気をかき混ぜることにより冷暖房の効果を向上させ電気代節約になります。
扇風機とサーキュレーターの比較
扇風機/サーキュレーター:年式やモデルで変わってきますが1時間あたり「約0.5円」とどちらも大きな差は御座いません。
このように扇風機とサーキュレーターを比較してみると同じようで違う、違うようで同じといった商品だと思います。使用するシーンによって使い分けをしこの夏を乗り切りましょう!
除湿機
ジメジメの日本の夏には意外と効果的なのが除湿。
エアコンにもドライ運転が備わっていますがエアコンの場合は弱冷房機能が働いています。
そもそも人間には体温調節機能が備わっていて、発汗によって体温を下げるという機能があります。
ただ、湿度が高い場所では汗がうまい事、蒸発できず、身体の中に熱がこもってしまいます。
お部屋の湿度を下げる(除湿)ことで発汗作用が発揮され、体感的に涼しくなるそうです。
衣類乾燥除湿機とかいう品は部屋干しにも活躍しますのでオールシーズン使える家電とも言えますね。
冷風扇
水が蒸発する際に温度を奪っていくという科学チックな涼の取り方が冷風扇。
プールから上がった時に風が吹くとブルッっとなったり、お庭に水を撒く、いわゆる打ち水をすると涼しくなるというのと原理は同じです水分を含んだ風を体に当て、その水分が蒸発する際に体の熱を奪って涼しくなる(気化熱・蒸発熱)のが冷風扇です。
冷風扇(れいふうせん)は、水を使用して扇風機より涼しい風を送り出すもので、本体の下部にタンクを備えてあるものが多いです。
特徴
冷却機能:タンクに水を入れ、その水をファンの前に通すことにより冷却効果を出しています。また、タンクに保冷剤や氷水を使用してより冷たい風を送ることができます。
冷風扇はエアコンのように冷えすぎることがないので子供やお年寄りの体にも優しいのが魅力です。
デメリット
水を利用するためさらに湿度が高くなり、カビやダニの発生につながることがあります。周囲の温度が非常に高い場合も(機能が追い付かず)効果が薄いこともあります。
湿度が高くなりすぎないように換気するなど注意していきましょう
冷風機との違い
冷風機は一般に冷風除湿機、衣類乾燥除湿機などという品物の呼称としていう事が多いです。空気中の湿気を取り除き、冷風を送り出す機能を持っています。
特徴
除湿機能:湿った空気中の水分を吸収し、空気中の湿度を下げます。湿気の多い環境や梅雨などの季節において、室内の湿度を快適にします。
冷却機能:熱交換器で熱を奪って温度を下げた冷たい空気を前面から送り出します。この冷たい風により、快適な環境を提供します。
部屋干し:雨天や梅雨時期などで洗濯物を室内で干す際の衣類乾燥として使用できます。またカビやダニの発生を抑えるため、室内の快適さや健康への対策にもなります。
デメリット
稼働音の大きさ・・
コンプレッサーの稼働音やファンの音など稼働音が大きいです。
日中は良くても夜の静かな時間帯には耳障りに感じることもあるでしょう
空間全体を冷やすにはひと工夫が必要
前面から冷たい空気を送る反面、背面から熱い空気が排出されます。その熱い空気が室内で混ざり合うため冷房機能としては満足を得られないことも。 常時冷風で部屋を涼しくしたい場合はしっかりダクトへの接続をして熱を外へ放出することが必要です。
他にも温度を下げる機能の家電でなく
御家庭で手軽にアイスを作るアイス、シャーベットメーカーや、見た目も涼しげな流しそうめん器、夏に食べたいかき氷器など 調理家電においても夏家電といえるものがチラホラ。。。
夏物家電はエアコンや扇風機、サーキュレーター、除湿機などさまざまな種類がありますが、それぞれの役割と機能と搭載されている機能も違いますので、 ご家庭の状況に合わせて夏物家電を選びましょう。
特にエアコンは「省エネプレミアムモデル」や「快適除湿」、「空気清浄」など、その他にも多種多様な機能を搭載しているモデルがありますので、ぜひチェックしてみてください。
毎年夏はやってきますので。COOLなチョイスをぉ~( ̄▽ ̄;)