【DIY初心者必読】おすすめの電動工具メーカーは?

DIYって何?

今や日常的に使われているDIYは英語の“Do It Yourself”(ドゥ イット ユアセルフ)の略です。直訳すると「自分自身でやる」であり修繕や日曜大工を他人に任せるのではなく、自分自身でやることとなります。

意外とDIYの起源は古く「第二次大戦後のロンドンで、廃墟に立った元軍人たちが「何でも自分でやろう」(D.I.Y.)をスローガンとして、町の再建に取り組んだのが始まり」とされています。

DIYやってみる?

自分でやろう!と思っていきなり材料を切り始めるといった、大雑把なタイプの方もいるでしょう。一つ一つ設計図を自分なりに書いてみてから始める方もいらっしゃると思います。この辺りはそれぞれ個性が出ると思いますが、まずどんなものを作りたいかイメージすると作業も捗ります。収納スペースが欲しい、ベットを作りたい等、色々出てくると思います。作るものがイメージできたら次に必要なものは材料と工具。

DIYも道具(工具)が無いと始まりません。比較的安価に手に入る手動工具や電動工具もありますが、やはり信頼のおける(手動・電動)工具で、修繕や日曜大工をDIYしたいと思っている方も多いと思います。

そんな工具メーカーを今回はご紹介したいと思います。

代表的な工具/電動工具メーカー

国内

【整備工具】

KTC 京都機構工具(京都)

創業1950年から続くハンドツールメーカーで品質の維持のため下請けを使わず自社工場での一貫生産を行う。比較的歴史は浅いが熱間鍛造技術は世界でもトップクラス

プロから初心者ユーザーまで幅広く誰でも扱いやすい。
工具だけでなく収納ツールなどラインナップも豊富。
なかでもハイクオリティな「nepros ネプロス」はプロユーザーに人気!
工具をどれにするか迷ったらKTCを買っておけば間違いなし!

TONE トネ(大阪市)

創業1925年から続くハンドツールメーカー、社名は利根川からとったもの。
1938年に日本初のソケットレンチを作った工具メーカーで、トルクレンチの質に関しては世界トップレベルともいわれているようです。
そんな高機能高性能高デザインにもかかわらず、ホームセンターでリーズナブルな価格で販売されており初心者の方でも扱いやすくなっております。

TOP トップ工業(新潟県)

創業は1939年 鍛冶の街 新潟県三条市にあるハンドツールメーカー
レンチ類やその他多種製品を取り扱いその中でもモンキーレンチ(らせん状の部分をぐりぐり回してサイズ調整する工具)が定評とのこと。

【電動工具】

makita マキタ

創業は1938年 誰もが知っている電動工具メーカー
国内外で圧倒的なシェア率を誇る「安全/耐久性」ともに兼ね備え電動工具のバッテリーで掃除機や運搬車、ラジオ付きテレビ等も使える仕事現場から家庭用まで、はたまたプロの職人さんから初心者の方まで迷ったらマキタです!

HIKOKI

創業は1948年(旧日立工機株式会社)新社名「工機ホールディング」としては2017年に米投資会社に買収されたため、HIKOKI(ハイコーキ ヒコーキではない)米国では「Metabo HPT」ブランド名で電動工具を販売
プロ用からDIY等の日用的に使われる方までの工具が揃っているバラエティに富んだアイテムが魅力です。
又、電動工具は消耗品のバッテリーの高額さになかなか手を出せない方もいらっしゃるかと思いますが、こちらは互換性がありそちらを重視される方にお勧めです。

Panasonic

1917年 松下幸之助により創業 以前は「松下電工」(1945年~2008年)という社名で電動工具を発売していました。(その後は「パナソニック電工」(2008年~2011年)当時は電工と言えば「松下」「パナソニック」で「電工のバッテリー持ってないか?」等と職人の間では言われていたそうです。

信頼性が高いメーカーです。
HIKOKI同様バッテリーの互換性に長け電圧が違うタイプ
でも利用可能といった特徴があります。

京セラ(旧RYOBI リョービ)

Wikipediaから引用

DIYだけでなくプロ用でも一目置かれるメーカーで愛用者も多くいます。

社名は創業当時からの本社所在地の府中市が旧備後国であり、さらに近接の岡山県西部が備中と呼ばれることと、三菱電機の関連会社であったため、同じ音の「両備」を掛け、更に「三菱」から一字を採った

wikipediaより引用

価格は上記のメーカーよりもリーズナブルで性能も良いバランス型のメーカーです。
ただ今後の国内市場の成長が期待できないと判断し、欧米で大型の機械工具事業を展開する京セラへ2018年に売却を決断しました

海外

【整備工具】

Snap-on スナップオン(アメリカ)

一度はこのロゴが入った営業車を見たことありませんか?
海外工具ブランドの中でもトップクラスの知名度を誇っています。
工具のメッキは剝がれにくく、レンチ類はしなりの無い硬度が高く手に直接伝わってきます。
魅力的なのが「永久保証付き」という点です。一つ一つが高価ですが整備士の方であれば憧れのブランドです。

MacTools マックツールズ(アメリカ)

スナップオン同様、品質/剛性共に優秀で価格もお高いです。
しかし、世界中に愛用者がいるほどのツールメーカーです。

FACOM ファコム(フランス)

フランスでシェア率がダントツのハイブランドメーカーです。
ラチェットハンドルでは72枚ギアの世界でも高い評価を得ています。
ちなみに、ギア数は多いほどにハンドルを振る際の角度が小さくなり狭いところで活躍します。少し特殊なケースかもしれませんがギア数が多いものは良く感じますよね?

【電動工具】

BOSCH ボッシュ(ドイツ)

電動工具だけでなく、自動車関連/産業関連の事業も展開しております。
「緑」と「ブルー」のタイプがあり「緑」はDIY用、「ブルー」がプロ用パワータイプをお探しの方はブルーの購入をお勧めです。

HILTI ヒルティ(リヒテンシュタイン)

このメーカーはインパクトドライバーなどの電動工具もございますが、メインはハンマードリル等といった堀削・ハツリ道具に強い定評があります。
さすが海外産といったような非常にパワフルで耐久性の高い電動工具で大変な作業場であったとしても納得のいく活躍が期待できます。
主にプロからの支持があるメーカーで堀削等のお仕事をされている方にお勧めのメーカーとなっております。

まとめ

ここまで色々と名のある工具/電動工具メーカーを一部ですがご紹介してきました。
もちろんこのような道具をそろえるとなると結構なお金が飛んで行ってしまうかもしれません。日曜大工レベルから始められるという方は、見栄を張って形から入るのではなくお近くのホームセンターにはお手頃な商品もたくさんあると思います。日曜大工には飽き足りずもっと高みを目指したくなった場合、参考程度に頭の片隅に入れておいていただければ幸いです。

又、当店では工具や電動工具の需要が高い為多少古い商品でも状態や動作に問題なければ喜んでお買取り致します。
ご不要になった工具/電動工具がございましたら是非スマイルサンタにお持ちください。